インテリア | WHO’S LAB |大阪電気通信大学研究室紹介サイト /whoslab/research-keyword/interior/ WHO'S LABは、大阪電気通信大学の研究活動を発信する専用サイトです。 Mon, 01 Sep 2025 06:09:30 +0000 ja hourly 1 新しい暮らしの楽しみや価値を見出す空間づくり /whoslab/research/research-umehara/ Tue, 03 Sep 2024 02:00:00 +0000 /whoslab/?post_type=research&p=13106 建築を中心に、家具からサッカースタジアムまで、さまざまなスケールのデザインを手がけてきた梅原教授。ヨーロッパで活動してきた経験を生かし、新しい暮らしの楽しみ方や価値の発見につなげていきたいと考えています。人が本当に心地よ […]

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建築を中心に、家具からサッカースタジアムまで、さまざまなスケールのデザインを手がけてきた梅原教授。ヨーロッパで活動してきた経験を生かし、新しい暮らしの楽しみ方や価値の発見につなげていきたいと考えています。人が本当に心地よいと感じる空間づくりのために、柔軟な発想を形にしています。

従来の形やイメージに
とらわれない発想

本学での教育のかたわら建築家としても活躍する梅原教授は、住宅、リノベーション、インテリア、エクステリア、家具などを手がけ、他の事務所と組んで大規模な設計コンペにも参加しています。建築家として重視しているのは、人が本当に心地よいと感じる空間づくり。スケールや用途の違いがあっても、人がそこにどう関わるのかをデザインしていくという仕事の本質は同じだと考えています。
住宅デザインの場合、住む人のライフスタイルや持ち物、アクティビティなどが絵だとすると、それを包む額縁となるのが住宅。シンプルで、暮らし方に共感し寄り添えるような建物デザインであることを大事にしています。
心地よさをつくり出す源泉として見た目や手触りに重きを置き、従来の形やイメージにとらわれない発想でデザインしてきました。建物ではなく敷地に対して適切な屋根を架ける試みや鍵穴すら隠してしまう玄関扉など、ときに既成概念を打ち壊すような発想を形にしています。

「北白川の角家」 市川靖史(撮影)
周辺は閑静でありながら道も狭く込み入った新旧の小住宅が建ち並び,その屋根や外観もバラバラである.そこで街区の角地という特徴を活かし,建物ではなく敷地に対して適切な屋根をデザインすることで,隣の児童公園や前面の緑地帯の自然なオープンスペースを意識させる.
「北白川の角家」 市川靖史(撮影)
ほとんどの時間を過ごすLDKのある二階を中心とし,三階やロフトをつなぐ吹抜け,テラスから大きく張り出した天井によって,開放的に一体化されたワンルームのようなスペース.床スラブやキッチン・階段などで死角をつくりながらも家族全体の気配を感じながら生活することができる.

ヨーロッパの経験を生かし
新たな価値を発見

梅原教授は日本の大学・大学院で建築を学んだ後、デンマーク王立芸術アカデミーに留学。建築がすべてのデザインの源だと考えられている北欧での学びは刺激的で、建築家として活躍するための大きな力になったと言います。
卒業後、建築家としての最初のキャリアはオランダでスタート。留学先の先生から「英語が通じて経済が安定し、建築的にも面白いのはオランダしかない」と薦められたそうです。そのオランダの建築事務所で13年間働き、集合住宅や住宅のほかホテル、教会、サッカースタジアムなど多彩な仕事を経験。中には日本では携わることが難しいようなプロジェクトもあり、建築だけでなく文化的な側面を含めた貴重な経験を得ました。
梅原教授はヨーロッパで国際的な建築設計に携わった経験を生かし、新しい暮らしの楽しみ方や価値の発見につなげたいと考えています。現在、建築業界では国際コンペが増え、建築家の活躍フィールドも広がってきました。教育の中でグローバルな視野を養う機会を提供することで、世界に向け積極的にアクセス(orアプローチ)し、グローバル化を肌で感じることが大切だと考えています。幅広い視野や柔軟な発想力を養うべく、海外留学や海外研修を推奨しています。

「H’House」/ Wiel Arets Architects (梅原 悟 設計・撮影)
コンクリートのスラブと柱をガラスで包み,内部はカーテンで空間を緩く仕切りながら,キッチンやダイニングテーブル,階段,ベッドといったエレメントがオブジェのようにインストールされているというシンプルな構成になっている.

建築のグローバル化で
どんな風景が生まれる!?

建築のグローバル化が進む時代、気候の違いに対応したデザイン、建築ビジネスの違いなど、建築家の備えておくべき知識は多様化しています。また、現地の人と協働する機会も増えていくでしょう。
グローバルに活躍する建築家のデザインは、街や風景、建築をどう変えていくのでしょうか。日本の建築家は、世界の町でどんな仕事をするのでしょうか。異文化同士が互いに影響し合いながら新しい価値が生まれる姿は、私たちをワクワクさせてくれます。

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エンドユーザーへの想像力が真に豊かな建築物の創造力になる /whoslab/research/kitazawa/ Tue, 09 Apr 2024 01:05:00 +0000 /whoslab/?post_type=research&p=2804 建築デザインは「意匠」と呼ばれ、本来は「意=思い」を「匠=創る」もの。しかし、大規模開発ではコスト管理や技術力が優先され「利用者のためにこんな思いを届けたい」という部分が後まわしになりがちです。北澤研究室では、ひとの思い […]

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建築デザインは「意匠」と呼ばれ、本来は「意=思い」を「匠=創る」もの。しかし、大規模開発ではコスト管理や技術力が優先され「利用者のためにこんな思いを届けたい」という部分が後まわしになりがちです。
北澤研究室では、ひとの思いを汲む「愛のある建築設計」を教え、育てながら追究しています。

笑顔を生むコミュニケーションで
建築・設計に向き合うマインドを育てる

大手設計会社で数々の大規模開発に携わってきた北澤准教授。その経験から強く感じたことは、住宅の居住者や商業施設の利用者といったエンドユーザーの気持ちをもっとくみ取りたいということでした。5年先まで固めた長期計画をトップダウンで進めて売り出すのではなく、エンドユーザーと意見交換を重ね、今ここにある課題を解決しながら共同で行うボトムアップ型の設計手法。

今後の時代にふさわしい建築のあり方、その理想を思い描き、本学で教員となってからは「Create for Smile(=建築で人を笑顔にする)」をコンセプトに、さまざまなアプローチを重ねてきました。

たとえば、建築学科一期生からスタートした学生サークル「Create for Smile」。思い描いたのは、2期生、3期生と続く彼らの未来です。学年を超えた交流や設計コンペ等の技術伝承を目的とするコミュニケーションの場を創る。一見、遠回りに見えても、こうした活動をサポートすることが、結局は人を育てる最短で最良の方法だからです。

2019年度からは、知識や理論だけでなく、学生たちに“自分たちの作ったものが、人を笑顔にする”体験を重ねてもらいたいと、授業の中に地域貢献・地域連携活動を組み入れています。本学のキャンパスリニューアルに伴い伐採したポプラや廃材などを使用し、学生たちが自ら考え、設計し、形にしたものが地域の子供たちの笑顔を生み出す。この経験の積み重ねから、建築・設計の本質であるマインドを育てたいと考えています。

“子どもたちが笑顔になれる”インテリア
学生たちがデザインするのは“子どもたちが笑顔になれる”インテリア.完成した作品は毎年,本学に隣接する寝屋川市立中央幼稚園に贈呈し,みんながニコニコの笑顔に.

寝屋川市・住宅供給公社との三者連携プロジェクトが
国交省のモデル事業として、本格始動!

2023年2月、北澤研究室の提案「香里三井団地『ニコニコのデザイン』プロジェクト〜公社と大学の連携による高経年団地のコミュニティ拠点づくりを目指して〜」の三者連携協定が締結されました。北澤准教授のサポートによって「Create For Smile」が取り組んできた「三井香里団地の再生プロジェクト」が、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に選出されたのです。これによって団地を管理する大阪府住宅供給公社と本学、その所在地である寝屋川市が、今後、公式に事業連携を図ることとなりました。

『ニコニコのデザイン』という名前には、サークル名に込めた想いと、公社の経営理念「笑顔のくらし」が重ねられています。国も注目する「オールドタウン再生のために、公社が大学等教育機関との連携するモデルとして期待される」育成型事業、今回事業化に踏みだしたことで、大学が担う社会貢献の新しい形も見えてきました。

北澤准教授が常に意識していることは、学生が主体となり、現状を知り、考え、提案し実践することの大切さ。このプロセスを繰り返しながら、時代に応じたアプローチを続けること。そしてそれらが常に住まう人の目線で実現してゆくことの大切さです。今後、この活動を学科や大学院の枠を超えた体制にまで広げられれば、より社会にリンクした活動になりそうです。

住民に向けてのワークショップなど
左)住民に向けてのワークショップの写真
「古きをたずね、団地を知る」をテーマに,建設から50年が経過した団地の魅力を知り継承することを目標に活動をスタート.「この団地を笑顔あふれる場所にしたい!」という強い意志のもと,現在は,街の歴史や成り立ちの研究と並行しながらプロジェクトを進めている.
右)ヒアリングをもとに解決策を練り上げる
学生たちをランドスケープ・エクステリア・インテリア・ソフト等カテゴリごとにチーム編成.各チームが住民の方からヒアリングした内容を掘り下げ,解決策を考え抜いている.

三者協定調印式と香里三井団地
左) 三者協定調印式(2023.2月21日)   右)香里三井団地
開発後50年が経過し建物の老朽化が進む香里三井団地.居住者の高齢化率は40%,空き家率は15%.「ここを魅力的な団地に再生させたい!」と願う公社担当者の想いと「ボトムアップ型のまちづくり」を目指す北澤准教授.さらに,ここに住まう人と学生たちが参加する新たなプロジェクトが始まっている.

建築倫理を心に深く刻み、設計者の発言力を上げる
そうすれば、数十年後の都市風景は劇的に変化する

北澤准教授は、授業でも研究室でもエンドユーザーに思いを馳せ「人を、街をどうしたいか」を考え抜くことに注力しています。
建築倫理を備えた設計者が数多く生まれ、設計者の発言力が今以上に大きくなっていけば、「カッコ良くて最先端」なだけではない、人に優しいまちの風景が広がっていくでしょう。

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